1. 誰もに可能性がある慢性腎臓疾患(CKD)
若いころから健康問題に無関心で暴飲暴食など生活習慣の乱れ、医薬品の乱用を
数十年間続けると、腎臓、肝臓疾患を発症するリスクが限りなく高くなることは
良く知られていますが、腎疾患患者はそんな人ばかりではありません。
腎疾患発症が増え続けている原因には日本の医療システムや食生活の社会構造的な
不備もありますから、年々増加して40万人に迫る血液透析、腹膜透析は、人道的にも国家の援助が
必要なケースがほとんどでしょう。
先天性の腎疾患を持つ児童も少なくありませんし、抗がん剤、糖尿病治療薬、高脂血、高血糖、
降圧剤、タミフルなどのインフルエンザ治療薬、水虫の経口治療薬、鎮痛剤など
腎臓疾患の最大のリスクファクターといわれる医薬品を必要としている人は数多く存在します。
たとえ慢性腎臓疾患(*CKD)の原因となるといわれようと医薬品を除外した医療は考えられません。
*CKD:cronicle kidney decease
2. 腎臓疾患患者の保護と救済は国家の大事業
国家は 腎臓疾患患者を手厚く保護する現在の健康保険システムを続けながら、予防医学を発展させて
国民の医薬品使用頻度を減らす努力をすべきでしょう。
腎臓疾患患者を経済的に救済する現在の健康保険システムに疑義を抱きながらも、
制度を悪用する医師や病院が珍しくない世相。
どこか狂っています。
「体の機能を怠け者にする(退化させる)健康情報
医者により廃人にされた腎不全患者」
長寿社会の勝ち組となるには(その16): 体の機能を怠け者にする(退化させる)健康情報
3. 透析に進行する前に腎疾患を改善する6つの正攻法
腎疾患を悪化させたら終生戻れません。
透析まで行かずに済むならば、下記は誰もに易しい、誰でもできる生活習慣の改善.
検査数値が悪化したら(できるだけ悪化前に)是非実行して下さい.
1.医薬品を最小限に減らす
慢性腎臓疾患(CKD)発症や悪化の最大のリスクファクターは医薬品や、その類似品の
長期的な摂取といわれます。
最も有為な改善策は複数の医師と相談し、腎臓疾患を含めた生活習慣病などの常用医薬品を
必要最低限にすること。
(下記、不要不急の医薬品を使用しないことは、それ以前に重要です)
諸外国には医薬品ストップだけで多くの改善実例があります。
2.薬局で医薬品を買わないこと
慢性腎臓疾患(CKD)が疑われる方は自己判断で処方箋の不要な鎮痛剤、睡眠導入剤、
制酸胃腸薬、下剤、化学合成ビタミン、アミノ酸サプリメントなどを医師に相談なく
薬局で入手し摂取しないこと。
即効性を期待して服用量を増やすのはさらに危険な行為です。
3.不要不急の医薬品、類似品を使用しないこと
バイアグラや植物アルカロイド系のマカ、ノコギリヤシ、朝鮮ニンジンなどを
強壮強精や代替医療目的で医師に相談なく摂取しないこと。
天然の植物性生薬だから安心安全なわけではありません。
日本で禁止されている医薬品を代行輸入で入手することも止めるべきでしょう。
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4.合成アミノ酸、各種ホルモン剤を使用しないこと
筋肉増強合成アミノ酸、成長ホルモン、性ホルモン、赤血球増量剤の使用は論外です。
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5.加工食品と食品添加物は必要最低限にすること
認可済み加工食品添加物はどこの国でも安全を保証しているわけではありません。
なぜ食品表示法で添加物の詳細を記載しなければならないかを良く考えてください。
自己判断、自己責任を求めているのです。
慢性腎臓疾患(CKD)が疑われる方は、特に食品選びに神経質になるべきでしょう。
食材や調味料のルーツを吟味できない外食は出来るだけ避けるべきです。
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6.体内の窒素合成能力を高めること
窒素合成能力を高めて血管を柔軟にし、血流を増やすことは癌など万病対策に必須ですが
腎臓病の悪化をも防ぎます。
体を冷やさぬように常に温め、軽い運動を絶やさぬことは窒素合成につながります。
食生活で最も不足する栄養素のポリフェノールが豊富な緑黄色野菜、果物の摂取は
窒素合成酵素を活性化させます。
動脈硬化、内臓肥満を招き、免疫力を低下させるポリフェノール不足は
腎臓、膵臓機能の低下ばかりか癌発症を招きます。
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