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糖尿病のニュースと解説

継続的投薬による腎臓障害の多発

長寿社会の勝ち組となるには(その19):

腎臓の認識を変えた赤血球増多因子(エポ)の発見:

横綱が全て欠場し大関も複数が欠場している2018年の大相撲九州場所。
筋肉質の関取が少なくなり、いわゆる肥満体のオンパレード。
閉幕した今年のプロ野球リーグ戦は、MLBへの渡米組もふくめ、
怪我での休養が目立ちましたが、相撲界同様に無理やり体重を増やしているような体形。

プロ、アマを問わずスポーツ選手が合成アミノ酸の服用で筋力増強、
体格改良に安易に取り組む風潮が影響し、痛めた腎臓による怪我の頻発に
繋がっているのではと危惧しています。
腎不全は筋肉、骨に大きな影響を与え、機能を阻害します。

100年くらい前は150センチ、40キロ台が標準だった日本人ですから、
欧米のコーカシアンと対等に戦うには肉体的ハンディが非常に大きいのは
理解できますが、危険を承知のプロ選手はともかく、アマチュアが活躍できるのは
一瞬ともいえる短期間。
必要悪のプロ選手の模倣は危険です。
合成アミノ酸の過剰摂取は医薬品過剰摂取同様に「腎不全」の大きなリスク・ファクター。
悪化させたら回復が難しく、一生後悔することになります。

1. 腎臓の認識を変えた赤血球増多因子(エポ)の発見

慢性腎不全は悪化すると修復が不可能となります。
透析が必須となれば生活の質が低下し、最終的に多臓器不全とあいまいな
呼び名で終末となっていきます。
悪しきことと知りながらスポーツ選手が合成アミノ酸の服用で筋力増強、
体格改善に安易に取り組む風潮は止めなければなりません。

腎臓が寿命を決定し、「肝腎連関」という言葉が生まれたのは古いことではありません。
腎臓機能の研究は1977年に骨へのメッセージ・ホルモンの
エリスロポエチン(EPOerythropoietin赤血球増多因子)が精製されてから
飛躍的に進歩しました。
発見したのは大阪大学の宮家隆次博士(みやけ)らで、1985年には遺伝子のクローニングに
成功しましたが、ハードルが高かった医薬品の製造には至りませんでした。
エリスロポエチンはその後の実用化研究にシカゴ大学の協力を得たことで宮家隆次博士の
思惑とは 異なる方向に進展してしまいました。
医薬品の特許は米国のベンチャー企業アムジェン(Amgen inc)が取得。
特許を得たアムジェンはエリスロポエチン製剤をベースに、今やタケダを凌ぐ大企業。
いつもながら悲しい話です。

その後、腎臓は人体各部位を繋げるネットワークの中心であることが次々と解明。
慢性化する生活習慣病に深く関わり、長寿を決定する臓器として体中にメッセージを
発信、受信していることは、いまや医学界の共通認識。
現在は様々な医薬品開発に必要な相関の作用機序発見が競われています。



2. 腎性貧血は原因究明が最重要。

顔色が悪くなり、息切れ、めまいが顕著な貧血の原因は様々です。
青春期の女性ならばともかく、中高年となると、より掘り下げた原因究明が
必要です。

生活習慣病やがん治療で継続的投薬が続くと腎臓障害が発生することが
少なく在りません、というより高い確率でです。。
一般的な検診で顔色が悪い、クレアチニン値が異常を示した等で
鉄分補給を短絡的に考えるのは危険です。
腎臓障害発生の原因究明が必要であり、元を断つ必要があります。
鉄分は造血に必須ですが一般的な食生活で不足することは稀。
鉄分の過剰は肝臓などに不具合を起こします。

透析に進行する前に腎疾患を改善する6つの正攻法

透析に進行する前に腎疾患を改善する6つの正攻法
1. 誰もに可能性がある慢性腎臓疾患(CKD) 若いころから健康問題に無関心で暴飲暴食など生活習慣の乱れ、医薬品の乱用を 数十年間続けると、腎臓、肝臓疾患を発症するリスクが限りなく高くなることは 良く知られていますが、腎疾患患者はそんな人ば

造血に必須のホルモンであるエリスロポエチン(erythropoietin:EPO)は
腎機能の低下とともに産生量が不十分となり腎性貧血を引き起こします。
素人判断ではなく、専門家による対策が必要ですが、腎機能に詳しく、
投薬に慎重な専門病院で精密検査を受けて指示に従うことです。

赤血球を増やすエリスロポエチン製剤は効果の高い薬ですが急性高血圧による
脳卒中、心筋梗塞の危険性が否めません。
初期の腎臓障害、急性腎臓疾患は投薬を控え、食生活や生活習慣で一酸化窒素(NO)の合成を
図ることで改善が得られます。
腎臓機能の低下は全身の血管内皮の一酸化窒素合成(NO)機能を低下させるからです。



3.合成システインは腎臓を害し、肺疾患や心臓病に双方向関与する

Nアセチルシステイン(N-acetylcysteine)と呼ばれるアミノ酸のシステイン(cysteine)
美白効果を期待して肉類経由の食品からでなく、合成システインを大量摂取する女性が
少なくないといわれます。
大量摂取は、ある種の化学物質を生成し、必要量の酸素取入れを阻害します。
腎臓が機能発揮するには大量の酸素が必要です。
腎臓は酸素不足により機能が低下、また心臓から 血液を送り出す血管系が
狭まるために、肺の血圧を高め、肺疾患(Pulmonary Disease)や
心臓肥大(swelling)にリンクするともいわれています。



4.合成システインはインシュリンの糖代謝を妨げる

インスリンは、グリコーゲン合成酵素(glycogen synthase)を活性化させ、
グリコーゲン合成を促進させますが、合成システイン(Cysteine)はその機能を
失効させます。
糖尿病疾患や予備軍に危険なアミノ酸として知られる合成システインは
インスリン細胞を変形させて糖代謝機能を失わせるといわれます。

また他の慢性疾患で投薬されている方は腎臓、肝臓負担が大きくなっていますから
アミノ酸の合成システインの摂取は避けるべきといわれます。
健康不調の有無にかかわらず摂取は直ちにやめるべきでしょう。



5.合成アミノ酸によるカルシウム損失と骨粗鬆症(Osteoporosis)

“American Journal of Clinical Nutrition” 誌によれば、合成タンパク質や
合成アミノ酸サプリメントの摂取はカルシウム損失の重大なリスクファクターとなる
信頼すべき研究があるそうです。
「合成アミノ酸により腎臓機能が害されてカルシウム吸収に
必要な機能(bone resorption)が失われ骨粗しょう症(osteoporosis)の原因となる」



6.合成アミノ酸を常用しているアスリートの腎臓機能障害

筋力増強のために、しばしばアミノ酸を常用しているアスリートは
腎臓機能障害を発症している実例が多いそうです。
合成アミノ酸は摂食の歴史が半世紀を超えていますが、60年くらいでは
安全性、安全摂取量の結論が出せる段階ではありません。
健康人でも、合成アミノ酸の摂取を3か月以上連続で続けるべきでない
というのが信頼すべき定説となっています。
アスリートには肉類、魚類などのたんぱく質摂取を中心に均整の取れた食生活、
適正な負荷を筋肉にかけたウェイトトレーニングが推奨されています。
ただしシステインは食材からの天然アミノ酸でも過剰摂取は動脈硬化などの
原因となります。

過剰ホモシステインを低減するカタクチイワシ
過剰ホモシステイン の危険性を低減させるビタミンB群とは 動脈硬化を招くホモシステイン対策としてお薦めのVB群豊富な食材がカタクチイワシ. だし用の煮干しを除けば養殖魚のエサや肥料に使用されることの多いカタクチイワシ (シコイワシ、セグロイ




7.イチロー選手が筋肉トレーニングを廃止した理由

アメリカのメジャーリーグベースボール(MLB)で永年活躍を続けるイチロー選手。
2016年のシーズン後半からは一部筋肉を増強するトレーニングをやめたそうです。
一部を増強することで全体のバランスが崩れるために期待されたパワーを得るどころか
悪影響が目立ってきたからとのこと。
これはアミノ酸もバランスが重要なことに通じます。
イチロー選手は合成アミノ酸サプリメントの有害性が警告されたころに中止しているようですが
合成アミノ酸サプリメントはアスリートが筋肉に十分なグリコーゲンを蓄えるための
糖質合成(incorporate enough carbohydrates )を困難にします。

肉類が大好きなイチロー選手は筋力に必要なアミノ酸量は食事で十分摂取しています。
もともとアメリカのアスリートに合成アミノ酸の補給をする人は少なく、ダルビッシュ、
田中マー君などパワー不足の日本人や韓国人選手が危険を指摘されながらも愛用しているといわれます。
これはプロ選手としての必要悪と捉えるべきでしょう。

肉食人種のアメリカ選手の食生活はアミノ酸の摂りすぎくらい。
筋肉増強には禁じられているステロイド系の特殊医薬品やサプリメントを
使用していた選手が多かったといわれます。



過剰ホモシステインを低減するカタクチイワシ
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8. 危険なアミノ酸バランスの崩壊(Amino Acid Imbalances

天然の食材では各種の天然のアミノ酸がバランス良く配合され、自然界の様々な物質が
アミノ酸の悪しき副作用を制御していると考えられています。
合成アミノ酸の健康情報は米国の「ニュートリション誌」で頻繁に採り上げられていますが
最も恐れられているのはアミノ酸バランスの崩壊。
あるグループの合成アミノ酸は小腸に吸収された後、小腸の壁から血流に流入させる役割を
持つ運び屋(トランスポーター)を異常にあふれさせて、その機能を失なわせるそうです。
そのために食事から得られた各種のアミノ酸まで血流に入れなくなりアミノ酸バランスが大きく崩れます。
フィットネスクラブやスポーツショップで高分量の合成分岐アミノ酸が
売られる時代ですが、目先の体力増強に惑わされて長期的な健康維持を
損なわぬようにするのが賢明でしょう。

動脈硬化リスクを増幅する過剰ホモシステイン 危険性を低減させるビタミンB群とは

*トリプトファンはアミノ酸です。



9.ヘルペスなどウィルス感染症を悪化させる合成分岐鎖アミノ酸

分岐鎖(ぶんきさ) アミノ酸と呼ばれるグループはヘルペスなどの
ウィルス感染症を悪化させるといわれます。
ウィルス感染症は腎臓を傷めるばかりか、がん遺伝子の変異を招き
発がんの引き金ともなりますから油断できません。
ウィルス感染症の疑いがあるときは合成分岐アミノ酸の摂取は控えるべきと言われます。
*分岐鎖アミノ酸(BCAA:Branched Chain Amino Acids)



10.合成チロシン、合成フェニルアラニンは高血圧を招く

アミノ酸の合成チロシン(Tyrosine)、合成フェニルアラニン(  phenylalanine)は血圧上昇、
動悸、疲労感、イライラの原因となるといわれます。
特に抗うつ剤(antidepressants)モノアミン酸化酵素阻害薬(MAO inhibitors)を使用中は合成チロシン、合成フェニルアラニンの摂取は厳禁です。



11.日常生活とアスリートのアミノ酸必要量

平均的な体格の米国人はヒレ牛肉ならば400gから500gの摂食量が珍しくありません.
天然アミノ酸の宝庫といえども過剰摂取は有害です.
一般的な成人男性のグリコーゲン可能貯蔵量は、肝臓に100gくらい、
筋肉に 300g程度と言われており、余剰は脂肪となり肥満の原因となります。
一般的な方に推奨されるアミノ酸総量は0.8g/ポンド。
㎏換算すると60キロの方で約105g。
余剰アミノ酸は体内にそのままの形で蓄積されわけではなく、
グルコース(ブドウ糖:glucose)に変換され、エネルギーとして燃やされるか、
脂肪や多糖類の動物グリコーゲン(glycogen)として肝臓やさらに変化して
筋肉に蓄えられます。

「Advanced Fitness Assessment and Exercise Prescription」という研究が
ありますがマラソン、サッカーなどハードな持久力が必要なアスリートは一日
1.2 to 1.4 grams /ポンドのタンパク質が必要量。
筋力増強が必要なアスリートで1.6 to 1.8 grams/ポンド
60キロの人で150gから200g。
90キロの人でも225gから300gくらいですから、米国人の通常の食事量で十分賄えます。
不必要なタンパク質摂取は筋肉中に十分なグリコーゲンを貯蔵する機能を損ないます。

長期的な健康生活を害する食生活の近代三悪には
アミノ酸バランス、脂肪酸バランス、ホルモンバランスの崩壊が挙げられます。

過剰ホモシステインを低減するカタクチイワシ
過剰ホモシステイン の危険性を低減させるビタミンB群とは 動脈硬化を招くホモシステイン対策としてお薦めのVB群豊富な食材がカタクチイワシ. だし用の煮干しを除けば養殖魚のエサや肥料に使用されることの多いカタクチイワシ (シコイワシ、セグロイ

が解説されています.

日本人には牛肉が長寿の食材.90才を超える日本人の好物は一様に牛肉といわれます.
牛肉は良質な天然アミノ酸の宝庫ですが、米国人のような過剰摂取は有害ともなります.

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