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健康と食品の解説オメガ3脂肪酸のニュースと解説

花粉症の根源はサラダオイルのアラキドン酸: 悪玉アラキドン酸から作られる生理活性物質

アレルギーの原因となる様々な抗体は細胞膜に存在する不飽和脂肪酸(リノール酸)の
助けが無ければ生成出来ません。
リノール酸を減らし、魚油などのオメガ3脂肪酸を増やすのが花粉症退治のキーとなります。

二大食用淡水魚の魚油に悪玉アラキドン酸:ナマズとプラー・ニン
ナマズ(バサ、チャー)、ナイルティラピア(プラーニン)の脂肪酸バランス 欧米では普通に食されているティラピア(上の写真:タイではプラー・ニンと呼ばれる)や ナマズ(バサ、チャー)が日本の魚屋で売られることは稀ですが、 多くの人は知らずに食し

 

1.アラキドン酸(arachidonic acid:AA)とは

アラキドン酸(C20H32O2分子量304.47)はリノール油から作られる
リノール酸(C18H32O2分子量280.45)が変換したもの。
炭素が鎖状につながる分子構造(炭素鎖構造)からはオメガ6とよばれています。
アラキドン酸の代謝物は100近くあり、構造が少しずつ変化して
善玉、悪玉のどちらにもなる強力な作用物質。
細胞の細胞膜リン脂質からアラキドン酸が遊離されると、細胞の種類ごとに
特定の酵素が働いて、種類の異なるアラキドン酸代謝物へ変換されます。
*脂肪酸代謝物の詳細は下記を参照

https://nogibota.com/archives/1501

 

 

2.アラキドン酸から作られる生理活性物質

花粉症最大の原因が食によるオメガ6(リノール酸)とオメガ3(EPA/DHA)との
脂肪酸バランスであることは理解がすすんできました。
ところが、ヨーロッパからの最新研究報告によれば、オメガ6はバランス良く摂るというより、
摂食を止めねばならないだろうと極言しています。
植物性油と油脂は全加工食品の40%以上に使用されるといわれていますが、
その大部分はオメガ6。
それゆえ、いくら揚げ物などの植物性食用油に気をつけていても、
花粉症や心臓血管病を防げないという方が少なくないはずです。
知らず知らずにトランス脂肪酸に変換されたオメガ6を大量に摂食しているからです。
食品に添付された食品表示を注意深く読んでください。
植物性油脂、植物性食用油、ショートニングという言葉を正しく理解しておられるでしょうか。
あいまいなのがこの表現の特徴です
花粉症予防は元凶を断つのが最良の解決。
花粉症は様々な原因(抗原)があり、症状も様々ですが、発症のメカニズムはほとんど同じ。
メカニズムを理解して元を断つのが最も有効な解決法です。
花粉症は呼吸器官のアレルギーです。
発症にはオメガ6のリノール脂肪酸生成物質が深く関わります
アレルギーの原因となる様々な抗体は細胞膜に存在する不飽和脂肪酸(リノール酸)の
助けが無ければ生成出来ません。
リノール酸を減らし、魚油などのオメガ3脂肪酸を増やすのが花粉症退治のキーとなります。
スギ花粉などの抗原に対し免疫反応(抗体)を作るのはたんぱく質(免疫グロブリン:Ig)。
この特殊なたんぱく質が生理活性物質(ケミカル・メディエーター)を細胞膜より遊離させます。
生理活性物質の原資は細胞膜のリノール酸から遊離されるアラキドン酸。
オメガ6と呼ばれるリノール酸から作られる最初の生理活性物質がアラキドン酸ですが
アラキドン酸そのものがアレルギーの原因となるわけではありません。
アラキドン酸はいろいろな酵素により、プロスタグランディン、ロイコトリエン、ヒスタミンなど
様々な二次、三次の生理活性物質を100種類以上合成します。
プロスタグランディン、ロイコトリエン、ヒスタミンは痛みや炎症の原因物質ですが、
アレルギーの原因ともなり、鎮痛剤、抗炎症剤などの治療薬が標的にする物質です。

抗体のメカニズム:脂肪酸が関わるアレルギーと喘息
アレルギーは4人に一人が持つといわれる免疫過剰疾患。 花粉症が最も身近ですが、最近は小麦、蕎麦など数多くの 食品アレルギーが目立って多くなったようです。 アレルギーにはアナフィラキシーと呼ばれる危険なショック反応がありますから 誰もが基本的

 

3.なぜ細胞膜にリノール酸(オメガ6)が多いのか?

リノール酸が多い植物性食用油は大豆油、コーン油、紅花油。
これらは他の不飽和脂肪酸の植物性食用油に較べて価格が安く、植物性食用油では
最もシェアの高い食用油です。
食品表示に「植物性食用油」、「植物性油脂」と記載されているのは、ほとんどが
リノール酸主体の混合油です。
大部分の加工食品は安価なリノール酸食用油、油脂を使用しますから、
無意識に多量を摂食することになります。
(一部の食用油脂ですが、最近はトランス脂肪酸の軽減のために飽和脂肪酸の
パーム油が混入されるようになりました。
この面ではアレルギー発生はやや改善されていますが、パーム・オイルによる健康被害が
懸念されています)
「リノール酸を過剰摂取する米国民:
米国厚生省ラムスデン博士が細胞炎症の危険性を警告」

米国厚生省ラムスデン博士 リノール酸過剰摂取に警告
リノール酸を過剰摂取する米国民: 米国厚生省ラムスデン博士が細胞炎症の危険性を警告 貧しい国、地域ほど低品質食用油の使用量が多いといわれ、 糖尿病、肥満の急増が社会問題化. 販売されている食用油の種類と量の多さは日本をはるかに上回ります.

 

4.細胞膜においてリノール酸はオメガ3(DHA/EPA)と拮抗

花粉症退治のキーはリノール酸を減らしDHA/EPAを増やすこと。
脂肪酸バランスと呼ばれています。
花粉症の元を断つにはこの脂肪酸バランスを改善することが最適。
オメガ3が多ければリノール酸の働きが弱まるという関係です。
魚油の不飽和脂肪酸(オメガ3)は酸化していないこと。
高温抽出によるトランス型オメガ3ではなく、
新鮮なシス型オメガ3を摂食することが重要です。
過酸化脂質(加工食品の魚、鮮度の落ちた魚など)、
トランス脂肪酸を摂食しては逆効果です。

 

 

5.減感療法には抗原が数多いバレンシア・ポーレンが最適

医療で使用される減感療法は対象の抗原が判明しなければ効果がありません。
抗原検査や抗原の注入に度々の通院が必要なために、あまり現実的ではありませんが
有効な手段。
時間のある方にはお奨めできる治療法です。
ただしアレルギー症状は個人差が大きく、未知の抗原使用は医師の指導がなければ危険。
スギ花粉飴というものがありましたが事故が多発した先例があります。
減感療法は抗原の用量が非常に難しく、歴史が浅いために長期間の安全量は
専門医といえども未明。
特に食材として歴史のない素材の使用には十分な注意が必要でしょう。

減感効果を期待して、欧米では個人にミツバチが集めた花粉(ビーポーレン)が
伝統的に利用されています。
数千年を超える年月に実績があるといわれ、全世界で数多くの方が利用されているために
疫学的な減感療法では最古の素材です。
色々な花粉(抗原)が含まれていますので体が徐々に抗原にならされます。
欧米では花粉ばかりでなくハウスダスト、枯草(牧草など)、食品のアレルギー対策にも
使用されています。
日本ではスギ花粉を含有したサプリメントや飴が発売されたことがありましたが、
伝統が無く、摂食量などの学問が未熟であったために、症状が悪化するケースが
続出してからは販売が中止されています。
初版:2013年3月15日
復刻:2015年3月06日

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