パーキンソン病の脳細胞回復にナイアシンが効果的
医療新時代を開くナイアシン(NAD+ NMN)その21. パーキンソン病治療とiPS細胞7月末(2018年)にパーキンソン病(Parkinson's disease)で冒された脳神経細胞をiPS細胞で再生する治療法の治験開始が報道されました。iPS細胞(人工多能性幹細胞)から神経伝達物質(ドーパミン)を産生する神経細胞を作り、パーキンソン病患者に移植する計画を推進しているのは山中伸弥博士グループの高橋淳京都大教授ら。この度世界初の治験計画にゴーサインがでたそうです。パーキンソン病は遺伝要因と環境、食生活など外来要因が複雑に絡み合うといわれる難病。発症、原因のパターンがいろいろあるようですから、脳神経細胞衰弱の本当の根本を発見し、根から絶たねば全面解決はできないでしょう根本原因究明には患者由来のiPS細胞を作り、ドーパミン産生ニューロンに分化させ、病態の再現が理想的。これにより薬剤の効果・毒性評価を含めて大きな進展が期待できるといわれてきました。今回はこの困難な患者由来のiPS細胞作成ではなく、着手しやすい他人細胞でiPS細胞を作り、治験を進めるということだそうです。iPS細胞が再生医療...