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感染症の海外ニュースと解説

EC議会で暴露されたWHOと製薬会社のスキャンダル 2009年パンデミック(pandemic)の恐怖を煽ったWHO
2009年パンデミック(pandemic)の恐怖を煽ったWHO

ここで採り上げているのは2009年に日本の政治、経済と医学界が先進国の巨大製薬会社のシンジケートに振り回された事件。世界経済を破壊しかねない未曽有のパンデミックに苦戦する現在も、当時と変わらぬ状態ですが、10数年前の課題がいかに改善、進歩していないかに、お気づきになるでしょう。2009年のパンデミック宣言は豚インフルエンザ・パンデミック。ほとんどの日本人には知られていなかった人獣共通感染症の新株でした。WHOに危機を煽られた人々が、免疫細胞強化にブドウ・レスベラトロールに殺到。サーバーがパンクする騒動となりましたが、懐かしい記憶です。2009年パンデミック(pandemic)の恐怖を煽ったWHO1. 頭打ちになってきた先進諸国のワクチン接種昨年後半から始まったCOVID-19のワクチン接種は統計が信用できる先進国(米国、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、カナダ、オーストラリア)に限れば、人口約7億人に対しすでに4億回以上が接種済み。一人当たり2回の接種とすれば2億人以上となります。(ロシアのスプートニックス、中国のシノバクスが南米、アジア、一部の中東、アフリカなどに、2億人分...
感染症の海外ニュースと解説

COVIDワクチン製造に先行した ファイザーとアストラゼネガの明暗
ファイザーとアストラゼネガの明暗

免疫システムは個人差が激しく、ワクチンよる獲得免疫には落とし穴もあります。ワクチンを接種したことにより、COVID-19が発症したり、再感染で重篤な症状が出るケースも少なくありません。感染後の対症療法医薬品(鎮痛剤、ステロイド剤など)の投与による一時的な元気を、回復したと錯覚。直後に急悪化で突然死、は珍しくありません。ワクチンを免罪符と錯覚する健康人が陥りやすい罠(わな)です。ワクチンは切り札ですが、全能ではありません。懸念すべきは、これまで輸入されたワクチンとこれから輸入されるワクチンは武漢型COVID-19に対応したものであり、ここ半年で世に広まった多重変異ウィルス蔓延の時代に対応できる免疫が得られるかどうか、まだ情報がないことです。メーカーは交差免疫があると主張していますが、現実はどうでしょうか。ワクチン2回接種済みであっても再感染したという情報が数多くありますから安心はできません。自然免疫に期待できるよう、生活習慣を見直す健康生活が求められています。1. ​COVID-19ワクチン製造に先行したファイザー社とアストラゼネガ社の明暗COVID-19ワクチン接種が進みイギリス、米国...
癌(がん)と発癌物質のニュースと解説

細胞老化と癌(その8 ):癌の増殖、転移を防ぐには: ミトコンドリアmtDNAの抗酸化 米国の億万長者は「終わりなき生命」研究に多額投資
ミトコンドリアmtDNAの抗酸化 米国の億万長者は「終わりなき生命」研究に多額投資

がん化遺伝子を正常遺伝子に交換する技術や、抗体をがん化遺伝子と戦う抗体のターゲットへの運び込み、一旦取りだして編集や強化後に元に戻す画期的な新薬や治療法が発表されるようになりましたが、癌(がん)はパターン化されない自在な動きを見せることがあり、重篤な副作用の発生が避けられません。さらに問題なのはこれらの治療法は手間と費用がかかるうえに、海外に高額な特許料を支払うケースがほとんど。だれもが完全征服できる時代はいつになるか、まだまだ道は険しいでしょう。癌の遺伝子治療は高額になりますが、何十年と続く環境や毎日の*食生活、生活習慣に気配りする予防は治療費用と生活の質を考えればパフォーマンスが良く、納得できるでしょう。*(発がん物質を避ける食生活は割高になります)「癌は一日にして成らず」。がん遺伝子が活性化するまでには人体の防御システムとの永い戦いがあります。がん遺伝子が活性化する最大の原因は加齢ですが、中高年のすべてが発症しているわけではありません。発症率は70代でも3人に1人くらい。未然に防いでいる方々がメジャーです。発症メカニズムを学び、何十年と続く環境や、毎日の食生活、生活習慣に気配りす...
感染症の海外ニュースと解説

COVID-21C(SARS-CoV-2 Colony)時代の到来 遺伝子再集合で生まれた多重変異ウィルス蔓延の時代
遺伝子再集合で生まれた多重変異ウィルス蔓延の時代

1. COVID-21C(SARS-CoV-2 Colony)時代の到来2021年の春を待たずにCOVID-19(SARS-CoV-2)が大変異。慌てて武漢型のCOVID-19ワクチンを接種しても、役に立たない人が続出する可能性が懸念されています。ワクチン情報は相変わらずメーカー発が主。ワクチンを2回接種しても感染したというケースが珍しくないと各地から漏れ聞こえますが、正式な報道としてはあまり目につきません。関係医学者は、真実が伝わりにくくなっている現状を危惧していますが2009年の豚インフルエンザ・パンデミックの際に(実態は弱毒に関わらず)ビッグファーマが危機感を煽り、欧州疾病予防管理センター(ECDC)、WHOを巻き込んで事件となったことがあります。この事件は近日中に、このロハスケに掲載しますが世界の政治、経済に大きな影響を与える巨大製薬会社の企業行動は(当たり前ながら)自社ファーストであるということです。 ファイザー社のCEOが最近のインタビューで、「2021年夏にはCOVID-19ワクチンが変異株の蔓延(まんえん)で陳腐化するのでは」とのマスメディアの懸念を打ち消して「今回は3...
健康と食品の解説

遺伝子再集合と合併結合変異ウイルス時代の終焉

(3年前のイントロダクション)2018年のインフルエンザの流行は日米でこれまでにない拡がりをみせています。ウィルスの詳細な報告はありませんが、ワクチンが普及していることを考えれば、ウィルスが微妙な変異をしているとしか考えられません。有力な抗ウィルス剤が開発されているために死者続出という事態にはなっていませんが現在の抗ウィルス剤が永遠とはいえません。ウィルスとの戦いは続くと考えた方が無難でしょう。インフルエンザウィルスはドリフトやシフトと呼ばれる様々な変異を起こしながら流行することが知られています。ワクチンはそれまでの流行を参考に毎年予想ウィルス型を決めて製造されますがはずれも多々あります。(現段階では)医薬品タミフルなどはその様々な変異に対応できる画期的な医薬品。ウィルスが移動するための赤血球凝集素ノイラミニダーゼ(NA)を失効させて変異に対応しています。タミフルやリレンザがノイラミニダーゼ(NA)阻害剤といわれる所以(ゆえん)です。*合併結合変異ウイルス(reassortant)と呼ばれていた頃の記述です。 COVID-19時代は​、合併結合変異ウイルスが遺伝子再集合(reassor...
健康と食品の解説

グルタミナーゼ1の阻害がCOVID19の最強防御策

グルタミン代謝酵素グルタミナーゼ1の阻害1. 対応策が見いだせないCOVID-19の変異株新型コロナウィルス(COVID-19)の前例がない長期間にわたる感染の世界的な広がりで、変異株ウィルスに幾つもの新株や亜種が出現しています。過去に前例がない事態となりましたが、異例づくしには世界中の叡智さえ、打つ手がない手詰まり状態。人類の攻撃を避けながら、巧みに変化し続ける変異株。 変異株と呼ばれるのは異なる性格を持つからです。正体に不明点が多々あり、重症感染者、死者など被災者数が極端に少なかった日本人が変異株に対面しても、これまでのように軽微な被害で済むのか、重症者、死者の割合が急増するのか見当がつきません。欧米、ブラジル、フィリッピンなどに較べて軽症かもしれませんが武漢型に較べれば重症度が高くなることは避けられないでしょう。 現状では感染症対策の原点に帰り、体細胞の活性化により免疫力を強化して身を護るしかありません。2. 長寿への意欲がCOVID-19変異株の最強防御策37兆といわれる体細胞の2%(約7.4千億個)くらいが代謝を毎日繰り返してしている(らしい)人体。人体の部位により代謝スピー...
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

「マスコミの誤情報・偽情報や偏見論を見極める」ケン幸田

アメリカの主要メデイアによる反トランプ報道とそれに対抗するトランプ陣の報道合戦は、ポスト・トゥルース(脱真実)という新語の横行する不可思議な世相を生み出しております。我が国においても、朝日新聞が吉田清治なる小説家の虚偽の証言(本人が後に創作小説だったと認めた)を長期に亘って囃し立て(はやしたて)、韓国及び中国による“慰安婦問題”を国際化させ、さらには、本多勝一朝日新聞記者の捏造記事(これも、後に本人が捏造を認めた)から、中国による一方的な歴史戦“南京事件”を生み出してしまったように、マスコミの誤情報・偽情報は諸外国が日本を貶め曲解するに至り、政治的に悪用され、大いに国益を損ねる結果を招くものです。前世紀までは、報道の主流は活字(全国紙主体)と電波メディア(TVネット主体)が占めておりましたが、ここへ来てIT通信の普及が進み、今やSNSやユーチューブなどによる新たな情報ネットワーク媒体(ばいたい)が世論形成に大きな影響力を持つようになってきました。英国のEU離脱、トランプの大統領当選なども、その結果だったと言う見方が多いように見受けられます。いずれにしても、旧メデイアによる恣意的(しいて...
感染症の海外ニュースと解説

緊急需要対応ワクチンに「革新的新技術」は不要

1. 緊急承認ワクチンは限定使用が本来の目的2月17日から接種が始まったCOVID-19ワクチンは最初に日本に到着したビオンテック社(ファイザー)製の緊急承認ワクチン。世界初の「革新的新技術」を使用している開発途上のワクチンで、あくまでも大規模治験の延長線であることをメーカーも、購入した各国政府も納得して契約しています。緊急承認ワクチンは最終治験中のワクチンと理解すべきで、大量接種時のデータを緻密に分析して改良を加えていく段階のものです。 急を要するエッセンシャル・ワーカーはワクチン・メーカーを選ぶわけにはいきませんから接種を始めましたが、購入契約の詳細には触れず、あたかも完成品が届いたごとき政府広報が始まり、報道内容は今後の輸入スケジュールと数量の話ばかり。国民が不安に感じる副作用(副反応)は発熱、湿疹、アナフィラキシーなど身近でわかりやすい免疫反応の説明ばかり。海外で発生している死亡事故や重症となった反応などの踏み込んだ情報が広報からは一切ありません。 事故との因果関係追跡に時間がかかるのは当然ですが、学者、メディアなどを駆使して楽観論をまき散らすのは、これまで1年間の経緯に関心を...
世界の健康と食の安全ニュース

新コロナ時代に必須となった医学や医療の基礎常識

ワクチン接種は中国、ロシアを除く先進国合計でやっと5千万人くらいが終了したといわれます。日本政府は先行開発した3社に、国民の半数が接種すると仮定した必要量の3倍以上を発注し各社のワクチンを到着順に接種するとおもわれますが、開発コンセプトにかなりの違いがそれぞれあります。ともに開発後の日が浅く、治験中に等しい状態ですから、緊急を要するエッセンシャル・ワーカーは別として、急がない国民には選択肢を与えてくれると良いのですが。これほど感染規模が拡がり、新たな変異種が出現したのは未曾有のことであり、しばらくは新種の数が増え続けるでしょうから対応も厄介です。政府が国産を期待して多額な助成をしているワクチンは、いずれもメジャーではない外国技術の提携、導入です。治験中とはいえ、まだまだ実現には時間がかかるでしょう。3月ごろからは後発のJ&J、GSKなど技術の確かな大手が期待できますし、夏ごろには先行三社の新種対応型や接種法の改良型が出回る予想もありますので壊滅は難しいとしても、人類がウィルスの封じ込めに成功すると良いのですが。。基礎学問や製造技術で大幅に遅れている日本が世界に追いつくのは相当な時間が必...
世界の健康と食の安全ニュース

アメリカ(USA)人は、なぜ次世代ワクチンを嫌う

永い戦いが予想されるCOVID-19医薬品、農薬に無関心な日本人の国民性を変えるチャンス合成化学製品大国のアメリカに学びましょうベトナム戦争で顕在化した猛毒ダイオキシンの健康被害 日本の近海魚介類のダイオキシン汚染1.アメリカ(USA)人は、なぜ次世代ワクチンを嫌う欧米ではワクチン接種が始まりましたが、「遅々として進まず」と表現しても誇張でない状態が続いています。12月7日に承認されたアメリカでは年末にやっと280万人2021年令和3年となった今年のごく最近でも500万人くらい。理由は準備不足といわれますが、早くから軍や薬局チェーン、スーパーマーケットチェーンなどと周到な準備をしていると伝えられていましたから、予想外の高齢者や高齢者施設の拒絶などが発生しての遅延とも言われています。 (イギリスでは女王が率先してワクチン接種をしたことを公開、安全性をデモンストレーションしているようですが、それでも接種段階で急に拒絶する高齢者とのやり取りなどで手間取り、予定の摂取済み人数に到達できていません。首相が宣言した2月中旬の目標が1,500万人ですから、新変異種によるオーバーシュートで大騒ぎの国の...
世界の健康と食の安全ニュース

継続的合成アミノ酸摂取と医薬品による腎臓障害

横綱が全て欠場し大関も複数が欠場している2018年の大相撲九州場所。2021年も同様でした。筋肉質の関取が少なくなり、いわゆる肥満体のオンパレード。プロ、アマを問わず日本人スポーツ選手が安易な合成アミノ酸の服用で筋力増強、体格改良に取り組む風潮により痛めた腎臓による怪我の頻発に繋がっているのではと危惧されています。腎不全は筋肉、骨に大きな影響を与え、機能を阻害します。すでにアメリカのプロスポーツ選手の多くが合成アミノ酸摂取を中止しており2021年のスーパーボウル(アメリカンフットボール)出場選手が二回りといえるほど小さくなっていたのが話題となったくらいです。100年くらい前は150センチ、40キロ台が標準だった日本人ですから、欧米のコーカシアンと対等に戦うには肉体的ハンディが非常に大きいのは理解できますが、危険を承知のプロ選手はともかく、アマチュアが活躍できるのは一瞬ともいえる短期間。必要悪のプロ選手の模倣は危険です。合成アミノ酸の過剰摂取は医薬品過剰摂取同様に「腎不全」の大きなリスク・ファクター。悪化させたら回復が難しく、一生涯後悔することになります。長寿社会の勝ち組となるには(その...
感染症の海外ニュースと解説

東京で爆発しているのはA20 /EU1の変異株?

南部イングランドでブレイクした南ア系Sars-cov-2の変異種 日本にはスペイン系のA20 /EU1が上陸か1. 東京で爆発しているのはSars-cov-2の変異株?首都圏には重症者がこれまでになく多いCOVID-19 が蔓延中で東京の感染者数は新記録の1日600人から800人を超えていますがこのようなブレイクの仕方はウィルスの変異株(mutant)が現れた時に顕著です。 感染者の死亡は最近1か月で2,000人から3,000人に急増、感染者総数が1日3.000人を超えた日がありましたから、これまでと同じSars-cov-2やその変性(variant)だけとは考えられません。短期間に感染者が2倍、3倍になる新たな爆発(オーバーシュート)といえます。 思い起されるのは今年の7月16日に東京大学先端科学技術センター所長児玉龍彦名誉教授が参院の厚生労働省関係委員会で「現在のようにCOVID-19 に無策で対処するならば、8月ごろから感染爆発が起きる可能性がある」と指摘したことです。教授は東京近辺で新たに感染した患者の幾人かのウィルス遺伝子を子細に分析し、日本にヨーロッパで拡大しているSars...
世界の健康と食の安全ニュース

Sirs-CoV2ワクチン ファイザー社の早すぎたニューズレリースが与えた波紋

世界の誰もがSirs-CoV2ワクチン完成を心待ちにしていると思いますが、今回のウィルスは不明点が多く、とりあえずのワクチンが完成しても効能の持続性、後遺症や国家、医療機関が受けた様々な傷が癒えるのはいつになるでしょうこれまでの日本やアジアでは、なぜか感染者、死亡者が少ないために被災意識の少ない人が多いですが、なぜ少ないのか? ファクターXといわれたままそれが解明できていないほど、Sirs-CoV2は不気味なウィルスです。身を守れるのは予防だけ. 三密回避と免疫力強化.予防を安易に考えてはいけないでしょう。ワクチン完成後も長期化するSirs-CoV2の猛威 1. ファイザー社ワクチン開発主任がハドソン川の夕日と乾杯先週、急遽レリースされたファイザー社のSirs-CoV2ワクチン開発に関するニュース.受けを狙ったマスメディアのセンセーショナルな報道で世界中が大騒ぎ。2020年11月8日の日曜日夕刻。ニューヨーク市マンハッタン中央部のハドソン川沿いで夫と夕日を眺めていたファイザー社のワクチン開発(vaccine R&D)担当主任キャサリン・ジャンセン(Kathrin Jansen)さん。フ...
感染症の海外ニュースと解説

ウプサラ大学 一酸化窒素の抗ウィルス特性を確認

ウプサラ大学のシンボルとなっている天井のステンドグラス1. 先進国のSARS-CoV-2ワクチン開発が頓挫ワクチン先進国(英米ソ中)のSARS-CoV-2 ワクチン治験中断が続いていますが、開発にリーダーシップを持つ英国政府が10月27日に公式にワクチンの完成時期予測が困難になっていることを表明しました。大方が予想していたSARS-CoV-2 ワクチン開発の世界的な行き詰まり。驚いたのは英国のアストロゼネカ社に大量発注していた日米中など多くの国々。フランス、ドイツ、そして直近はイギリスが再びロックアウト宣言をした非常時にタイミングの悪いニュース。パンデミック収束を願う世界の国々に失望が広がっています。 2020年4月ごろ、中ソやトランプ大統領と安倍元首相らが度々、ワクチンは7月頃には完成、9月か、遅くとも暮れまでには接種開始できるだろうと、楽観的な見通しの発言を続けていました。新たなワクチン開発には5-10年が必要なことを知るワクチンの専門家は政治家の発言を誰もが信じてはいませんでしたが、混乱を嫌い、公言する専門家は少数派でした。特に日本はオリンピックを目前としており、延期は最長でも秋...
ブドウ・レスベラトロールのニュースと解説

各国の医療財政破綻を一酸化窒素ガスが救う

左のイメージ・イラストは心臓周辺の一酸化窒素分子(グリーン色)右は血管内皮と外壁を取り巻く血管平滑筋のイメージ.平滑筋により血管径が膨張、収縮される(SaNOtize Research)1. 予算管理が不可能な新ウィルスSARs-CoV-2との戦いCOVID-19の治療やワクチン開発手法のトップグループは遺伝子工学。現在でも癌などの難病治療が遺伝子治療主体となり、1件あたり数千万円から億円単位の治療法が各国の財政負担を急増させていますが、先の見えないCOVID-19壊滅に要する予算は、管理が不可能なほど巨額。各国の財政破綻を防ぐには治療やワクチンの受益者に大きな格差を生じさせるしかありません。2020年10月にはSARs-CoV-2感染者総数が4,000万人を超え、死者が100万人を超えている大規模パンデミック。終息の見通しが立たない現状に、世界が地域ごとにバラバラな治療やワクチンの開発をしていては、取り返しがつかなくなります。2. 新たな懸念は急性腎疾患の急増戦線が地球規模で拡大する新ウィルスとの戦いに必要な膨大な戦費はすでに各国が負担できなくなる段階(デフォルト)に近づいています。...