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しらす・さぶろうの日本人がんばれ!観光立国編

第三十七話:「観光立国政策の脱中国」

:::日本人がんばれ!!!:::第三十七話:「観光立国政策の脱中国」2009年の尖閣諸島事件で暴露された中国政府の本心。歴史をたどれば予想できないことではなかったが、いまだに反日の遺伝子が健在なことを思い知らされた。日清戦争以来一世紀を超えても、本質的な異文化の溝は深く、埋めるのは容易でない。現在(2014年)の観光立国の目標は訪日客2,000万人。2009年頃は1,000万人だった。観光資源に恵まれた日本ならば無理な数字ではないが、日本は国際的な観光インフラのソフト面整備が遅れている。この改善は資金投資だけで出来るものではないだけに時間が必要。欧米人には極東となる地理的不便が当分重くのしかかる。結局はごく近隣であり、良質な生活雑貨、家電製品が少ない中国人のポテンシャルが高い。現状(2014年)で2,000万人を目標とすれば中国人観光客が半分以上を占めることが必要だろう。観光業者が切望する中国人観光客の誘致は、富裕層だけではなく、年収100万円くらいの層まで対象としなければならない。ビザ条件の緩和と円安が進み、誘致には成功しているが、日本人と摩擦が増えるのも避けられないだろう。「中国と...
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第二十三話:「ウクライナ危機は複雑怪奇・プーチンはどう出るか」

ウクライナ東部上空で撃墜されたマレーシア航空機の残骸写真を専門家が分析したところ、ミサイル攻撃が明白であるとして、米紙などの見方によると、親ロシア派武装集団が民間機を“ウクライナ軍用機であると見誤った”攻撃であったとの報道がされています。そのミサイルの高性能ぶりから、ロシア製の地対空ブクだとして、多くの西側マスコミがロシアの関与ありと即断しプーチンの介在を匂わせ、「プーチンの過ちがロシアを窮地に」とか「策に溺れたプーチン」といった論評が目立つようです。しかし、今のところロシアは国際的な調査を妨害したり、ウクライナ東部へ派兵したりといった策略を巡らせてはおりませんし、事故当事者であるマレーシアとウクライナを差し置いて、欧米の一方的なロシア糾弾のヒートアップだけが取りあげられているように見受けられます。確かに犠牲者の多くがオランダ人・英・独人やオーストラリア人だったことと、ウクライナをめぐるEUとロシアの綱引きが背景にあることは理解できますが、是非論を急ぐほど、この問題は単純ではなく、ウクライナの財務危機、経済不況、多民族事情が絡む内政・外交・安保問題の輻輳と混乱、内戦テロなど、複雑怪奇な...
健康と食品の解説

心房細動と観賞花ジギタリスのシアン配糖体 再発危険性の高い脳梗塞は心房細動が原因

1.心房細動と脳梗塞中高年になると、生活習慣によっては、心房細動の発生確率が急増します。心房細動は、心房の収縮、弛緩をつかさどる微弱な電気信号が、不規則になる不整脈現象。動脈が硬化してくる高齢者では、よく見かける症状ですが、多くの場合、不整脈や脚のむくみが予兆となります。心房細動は2004年3月に長嶋茂雄元巨人軍監督が心原性の脳卒中を発作したケースが心房細動による血液滞留と言われ一躍名を知られるようになりました。健康のためにスポーツをする人が増えて中高年のテニス、ゴルフなどスポーツ中の脳梗塞事故は増える一方。脳梗塞は心房細動を原因とすることが多く(50%以上とも言われます)、この場合は重篤な症状となることが多いうえ、原因の心房細動が続けば脳梗塞再発が繰り返されます。その他、原因は特定できませんが、高齢者、不眠、ストレス、肥満、高血圧、アルコール飲料過多、喫煙、心疾患の既往症のある方などに発生が見られます。不整脈計測には、手の付け根の動脈より、自分自身で脈を取ることをお奨めします。正常な脈拍は安静時で60-80回/分が目安と言われます。2.血栓とプラーク血液は、心臓の右心房から右心室、肺...
糖尿病のニュースと解説

旧フランス領インドシナの食文化(13): ベトナムの強精強壮海産物御三家:ナマコ、ヒトデ、タツノオトシゴ(後編)
ベトナムの強精強壮海産物御三家:ナマコ、ヒトデ、タツノオトシゴ(後編)

タツノオトシゴはそのユニークでユーモラスな姿が世界中で愛され、ヒトデとともに多くの装飾品、玩具が作られていますが、強精強壮の漢方薬としても永い歴史があります。1.ナマコ(Apostichopus japonicus :sea cucumbers)2.ナマコは朝鮮人参に匹敵する健康食品3.2000年代にアジアでナマコ・バブル4.アジアのナマコバブルにフロリダ州が乱獲禁止令5.日本のナマコ産業は輸出が柱6.ヒトデ(人手、海星:star fish)の薬効(以上は前編に掲載)7.タツノオトシゴ(竜の落とし子:sea horse:Hippocampus)海産乾物屋で売られる乾燥オオウミウマ(大海馬:Hippocampus kelloggi) タツノオトシゴの漢方薬は海馬とよばれ、薬膳料理にも使用されます.他の漢方系強精強壮素材に較べれば価格が安いため、販売する大衆的乾物屋もたくさんあります.(ニャチャン:ベトナム)タツノオトシゴはヨウジウオ科(Syngnathidae)タツノオトシゴ属(Hippocampus Hippocampinae)見た目では理解しがたいですが魚類。判明している種類が37種...
世界の健康と食の安全ニュース

粘々(ネバネバ)葉野菜の安全性:コンフリー(comfrey)による肝臓障害に学ぶ

1.毒性と薬効が同居する植物性アルカロイドとトリテルぺノイド植物毒の主成分といわれるアルカロイドは、植物が動物から身を守るために働く物質。5,000種を超えるといわれます。青酸のように即効で死に至るものから、アヘンなどのようにじわじわと脳視神経、腎臓、肝臓を傷めるものなどバラエティーに富みます。多くの食材、香辛調味料に含有されるだけに多かれ少なかれ非常に身近な成分。毒になるか薬になるかはその食材の摂食量。含有量を知らずに摂食を続けて毒素が体にダメージを与えるのが数十年もかかる遅行性もありますから厄介。気が付いた時は原因不明の不調で手遅れとなっているケースが少なくありません。植物の持つアルカロイド、トリテルペノイドは医薬品が多数開発され、その薬功は顕著。それだけに副作用も半端ではない両刃(もろは)です。漢方伝来の「医食同源」はよく内容を検討してから食生活に生かすことが必要です。漢方薬、食材、調味料として永年使用されている野菜、香辛ハーブ、薬用ハーブの安全性を見直し、自分に適した摂食法と摂食用量を再確認すべきでしょう。2.コンフリー(comfrey)とは英名のコンフリーとは骨を強化するとい...
しらす・さぶろうの日本人がんばれ!観光立国編

第三十六話:「尖閣諸島事件と訪日中国人観光客」

2010年に始まった尖閣諸島への中国船不法侵入事件はマスコミと政治家を除けば双方ともに有識者が冷静なのは救いでした。現代の国際関係は国家間の通商、金融、文化交流のウェイトが高く、世界各国が経済産業、文化交流で密接に繋がっています。中国と日本の関係も例外ではありません。トラブルの大半は中国人全体が関わるものでもありません。過激派はどんなグループ、国家にも存在し、少数派なのも常。政治の指導者たちも様々.恫喝に屈せず、国家の尊厳と主権を侵されない位置で解決を図りたい。日本が譲歩、妥協する理由は何もないというのが大方の有識者。中国は10億人を擁する大国。貧富の差が大きく、自己の利益と保身第一主義の人民ではまとまりが良いはずがありません。権力闘争の面も露骨ですが、行政の腐敗と不正の摘発撲滅運動で明るみにでている収賄汚職は発展途上国の元首クラスの金額。数十億は当たり前。多い者は数千億から兆単位の収賄。利己主義で国の利益を考える人の少ない中国。昨今(2010年)の中国は胡錦濤氏、習氏など主席といえども国民全体を掌握しているとはいえない。その内部的混乱を鎮め、まとまらせる最も効果的な手法は反日。反面、...
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第二十二話:「中韓の反日共闘激化には冷静な包囲網対策を」

中韓の接近や対日歴史戦共闘には、両国の内政悪化事情と同床異夢的な思惑の食い違いが背景にあり、必ずしも広範な世界の賛同を得てはいないようなので、いずれ空中分解するのではないかと思われます。中国は、強引な領海進出でベトナム、フィリピンを敵に回すとともに、経済や外交のゴリ押しから、我が国は勿論、豪州・アフリカやインドを含む周辺南アジア諸国の警戒感を強めさせ、ますます孤立化が目立ってきました。一方韓国は、低迷する有力企業の資本と市場を中国に握られており、北朝鮮の核の抑止も兼ねた中国への接近だというのが、外部報道の定説です。その根本的要因はアメリカにあり、あくまで軍事面でも外交面でも弱腰のオバマ迷走政治が、中国の勝手気儘を許し、韓国からすれば、北の軍事的脅威を抑止してくれる筈の米国への不信感を拭いきれず、中国との二股掛けの安保に走ったのではないかと見られています。いずれにせよ日本にとっても、これまでのように米国への一方的な安保依存と平和ボケ外交・防衛無策を踏襲するのは危険極まりない国際情勢となっていることにもっと覚醒すべきではないかと思います。 もう一つの背景はアベノミクスによる日本経済の活性化...
糖尿病のニュースと解説

旧フランス領インドシナの食文化(8):ジャンボタニシとエスカルゴ

日本流にいえば「貝売り少女」ですが「貝売り女性」(ニャチャン:ベトナム)戦争の深い傷跡がいまだに残る市民ですが戦争を知らない若い女性には屈託のない笑みが.1.旧仏領インドシナに貝類が豊富なわけ旧仏領インドシナでは淡水系、海水系の食用貝が市場に豊富。種類が豊富なのは国民性もありますが、先進国で見捨てられた種類の貝がいまだに多数売られているからです。貝類王国日本の都会ではすでにマイナーになった貝類が沢山ありますが、初めてインドシナ旅行に出かけた人や駐在した人が驚くのが通称ジャンボタニシ。住血吸虫など寄生虫問題もあり、日本やタイ、シンガポールの都会では、ほとんど食べられなくなりましたが、旧仏領インドシナではいまだにどこの市場でも売られており、レストランでも名物料理扱いでメニューに載せられています。2.ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ:Pomacea canaliculata)(写真上下)通称ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ:Pomacea canaliculata)スクミリンゴ科リンゴ貝属スクミリンゴ貝。タニシは日本、中国を含めてアジアでは大小含めどこにでも棲息しています。タニシやカタツムリ...
糖尿病のニュースと解説

アジアの樹の実食文化: 「強精強壮に食されるスカイフルーツ(マホガニー)はニームの親戚」
「強精強壮に食されるスカイフルーツ(マホガニー)はニームの親戚」

東南アジアの生鮮市場で木片のような食材が山積みになっているのが、スカイフルーツと通称されるオオバマホガニー (mahogany:Swietenia macrophylla King ) の実。売られているのは10x15㎝前後の大型楕円形果実の内皮。果肉の下に種を覆うように細長い縦の内皮が幾重にもあります。それをカットしたのがスカイフルーツ。優れた抗菌性、抗酸化性が確認されています。 左がスカイフルーツ.右はアーティチョークですがイメージしてください.東南アジア市場ではマレーシア、インドネシアで通称tunjuk langit 。英語ではスカイフルーツ(Skyfruits)と呼ばれています。中国系人に人気が高く、向天果、望天果、朝天果、指天果などいくつもの呼び名があります。マホガニーは家具、工芸、楽器、建築用の高級木材で知られるセンダン科(Meliaceae)の樹木。高級材として知られる品種はオオバ以外に俗称キューバ・マホガニー(Swietenia mahogani)、俗称メキシコ・マホガニー(Swietenia humilis Zucc)がありますが、いずれも絶滅危惧種。自家栽培物以外は...
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第二十一話:記憶遺産登録に見る中韓の歴史観にどう向き合うか

中国と韓国による“偏向した歴史認識による反日宣伝活動”がいよいよ過激度を増して来たようです。今般、中国政府発表によって、南京事件と慰安婦関連資料をユネスコの世界記憶遺産として登録するよう申請したことが明らかになりました。これは日本による戦争被害を全世界へ向けて一方的に訴求し、歴史の真相を知り得ない人道・人権主義者たちを抱き込もうとする極めて卑劣な試みと断じるほかありません。ここで留意すべきは、これまでのように、日本政府が中国に対し、単に遺憾を表明し申請取り下げを求めて抗議するだけでは事が済まないと言うことを日本の政官民が肝に銘じ、世界へ向けて日本の各界から、出来るだけ客観性のある史実を公表し、中國による提出資料の偏向や捏造ぶりを世界へ向けて、声高にアッピールし続けることが不可避だと考えます。 我が国として既に経験して来たように、韓国による従軍慰安婦問題諸活動に対して当初から日本の政府や外務省の対応が不十分・不適切であった為、米国の地方議会や国会どころか、ジュネーブの国連人権理事会へも訴求され委員会へのクワラスミ報告書まで提出されてしまったのでした。国際世論形成や政治外交上の宣伝情報戦で...
健康と食品の解説

シトルリンここのつ(9)の何故? Q&A

瓜(うり)類はシトルリンが豊富1.窒素合成に関わるシトルリンとレスベラトロールは何処が異なるのでしょうか?シトルリンはアミノ酸の一種として窒素を合成する場合は、その原料となります。またレスベラトロールが窒素合成に関わる場合は、窒素を合成する酵素を活性化させる、間接的な物質となります。窒素合成に関わることでは同じですが、作用は全く異なります。自動車に例えればシトルリンがガソリン、レスベラトロールは電気といえます。シトルリンが動力燃料、レスベラトロールはセルモーター、ウィンドウ、ワイパーなどを動かし、シリンダーをスパークさせる電気です。レスベラトロールは電気同様に、体の色々な部分で、多様な働きをします。2. L-シトルリンとシトルリンは異なるのですか?:Lシトルリンがあたりまえです。ノギのシトルリンはL-シトルリンです。当然のこととして省略しているだけです。シトルリンのようなアミノ酸類や糖類には分子構造が非対称な、鏡に映したような(鏡像)関係にあるL-体、D-体と呼んでいる2体の異なった分子(異性体)が存在します。天然のアミノ酸類はL-体のみ(例L-シトルリン、L-アルギニン)。DNAとタ...
しらす・さぶろうの日本人がんばれ!観光立国編

第五十八話: 観光大国フランス北西部の自然派動物園「プラネット・ソバージュ」

「プラネット・ソバージュ:Planete Sauvage」.欧米の動物園エントランスは目立たぬように質素なのが特徴的.フランスが自他ともに世界一と認める「食と観光」を日本にレポートしているマリー・セシルさん。フランス北西部ナントからサファリタイプ動物園「プラネット・ソバージュ」のレポートが届きました。ナントから20キロに立地する「プラネット・ソバージュ」。動物園の在るべき姿を示唆しています。*Sauvageは野生の意日本では動物園といえば独房のような檻(おり)。多少改善された昨今は、少々広くなったとはいえ牢獄状態は変わらず雑居房になった程度。首都圏の動物園で動物に優しい軟禁環境と思えるのは千葉市動物公園(写真上)くらい。それでも刑務所の広い庭に出れる程度。監禁状態なのは変わらない。自然派を目指したと自称する東京都多摩の動物園も横浜市のズーラシア動物園も牢獄監禁状態から脱皮していない。考えてみれば「プラネット・ソバージュ」をサファリタイプとあえて呼ぶことはおかしい。動物園はこのような自然な状態を作り出して飼育するのが当たり前となってほしい。道(trail)に沿って車で移動し、車窓から眺め...
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第二十話:「食糧危機を考える」

地球人口の爆発を待つまでもなく、ある意味では既に食糧危機が始まったともいえるし、少なくとも人類として食糧問題を真剣に考え、食糧危機を未然に防ぐ手を逸早く打っておく必要があると考えます。ご存知のように、BRICS諸国経済の成長鈍化と資源開発の激化は、世界の日用雑貨品やコモディティ産品の供給過剰、先安観を齎しております。鉄鉱石や銅は、産元で一時の三分の二迄値を下げ、原油先物価格も現価の八掛けまで安くなっております。そんな中で、唯一食糧だけが先高感を漂い始めているのです。この裏に、世界人口の四割も占める人口大国、中国とインドがあることは自明の理でしょう。なかでも、一昔前までは三大穀物を中心に有力な食糧輸出国だった中国が、ここへ来て国内需要を賄えなくなったのか、大量の大豆やトウモロコシ、そして小麦や米までも輸入し始めているのです。おそらく食糧需給ひっ迫を見越した習政権による食糧戦略の転換があったと見て良さそうです。 中国の農業政策と言えば、毛沢東時代の大飢饉を招いた失政や、高度成長時代の農業増産成果など、振幅の大きなブレが想起されます。噂の域を出ませんが、毛沢東政権による「コメや麦を食い荒らす...
糖尿病のニュースと解説

旧フランス領インドシナの食文化(12): ベトナムの強精強壮海産物御三家:ナマコ、ヒトデ、タツノオトシゴ(前編)
ベトナムの強精強壮海産物御三家:ナマコ、ヒトデ、タツノオトシゴ(前編)

ヤモリが加わり最強の強精強壮セットを構成する。南北に細長いベトナムはどの地域も地理的に外敵にさらされます。幾たびも焦土化した炎天の土地に住み続けてきた国民は強靭、頑健。その体を作る滋養強壮に関しては我々の想像もつかないほどの執念があるように見えます。食生活は永年侵略を続けてきた(現在も?)中国の医食同源が強い影響を与えています。中国発の滋養強壮素材は日常的な食生活のベースとなるメジャーな食材から、漢方薬店で売られる希少性の高いなマイナー素材まで、ベトナムの市場には数えきれないほどあります。ただし市場や専門店で売られる強精強壮素材は玉石混交。商人が強壮のイメージを作りやすい生物(トラ、サソリなど)を利用してフィクションにより効能を作り上げてきたものも多いようです。漢方薬自身も劇薬が多々あり、効能、安全性が確認されていない素材が多々ありますから十分な注意が必要です。【後編はこちら】1.ナマコ(Apostichopus japonicus :sea cucumbers)何種類ものナマコが販売されているが大衆的な乾物屋さんは都会のバブル価格とは無縁.キロ1万円以下の乾燥ナマコがほとんど.(ニャ...
しらす・さぶろうの日本人がんばれ!観光立国編

第三十二話:「家族旅行は観光立国の鍵となる」

:::日本人がんばれ!!!:::第三十二話:「家族旅行は観光立国の鍵となる」日本の観光ではお財布の心配がなく、楽しめるのは幅広い所得層に対応している外食産業だけ。これも宿泊施設やレストラン、料理屋となると問題が無いわけではない。日本人よりアルコールに強く、伝統文化を持つ欧米人には酒類の値段が高すぎる。酒好きの外国人には対応できない。家族の絆を深める機会に宿泊旅行ほど有効な手段は他には少ない。海外先進国の観光地には幅広い所得層に対応できる仕組みがあり、当然ながら家族旅行の比率が高い。家族単位で利用できる動物園などには「大人2人に子供2人」、「大人2人に子供3人」、「大人1人に子供2人」など多様なセット料金。割安な宿泊施設も沢山あり、三食の食事つきでない限り、部屋単位の契約。日本のように一人いくらで請求されることはありません割安な移動手段である自家用車、レンタカーをバックアップするインフラとして高速道路は無料が多く、ガソリン税も日本では考えられない低率。要するに家族旅行の負担を少しでも低減することが考えられています。日本では家族3-4人で旅行をしたり 娯楽施設へ行くのは中の上以上でないと経...