第三十七話:「観光立国政策の脱中国」
:::日本人がんばれ!!!:::第三十七話:「観光立国政策の脱中国」2009年の尖閣諸島事件で暴露された中国政府の本心。歴史をたどれば予想できないことではなかったが、いまだに反日の遺伝子が健在なことを思い知らされた。日清戦争以来一世紀を超えても、本質的な異文化の溝は深く、埋めるのは容易でない。現在(2014年)の観光立国の目標は訪日客2,000万人。2009年頃は1,000万人だった。観光資源に恵まれた日本ならば無理な数字ではないが、日本は国際的な観光インフラのソフト面整備が遅れている。この改善は資金投資だけで出来るものではないだけに時間が必要。欧米人には極東となる地理的不便が当分重くのしかかる。結局はごく近隣であり、良質な生活雑貨、家電製品が少ない中国人のポテンシャルが高い。現状(2014年)で2,000万人を目標とすれば中国人観光客が半分以上を占めることが必要だろう。観光業者が切望する中国人観光客の誘致は、富裕層だけではなく、年収100万円くらいの層まで対象としなければならない。ビザ条件の緩和と円安が進み、誘致には成功しているが、日本人と摩擦が増えるのも避けられないだろう。「中国と...