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糖尿病のニュースと解説

米国CDCが「モール・ウォーキング」の薦め

長寿社会の勝ち組となるには(その4 ):費用不要な極寒、酷暑の健康法2層のショッピングモール.図面はチェックしていませんが1周で230メートルくらい.認知症進行のマーカーともなる鬱(うつ)、不眠、便秘、肩こりは運動不足が原因となり、様々な生活習慣病が悪化します。ウォーキングは高血圧、高コレステロール、糖尿、心筋梗塞を防ぎます。犬の散歩。子供や孫と公園や広場に行く。駐車場は目的地から遠い場所を選ぶ。仕事場や買い物でエレベーターをできるだけ使用しない。ウィンドウショッピングをする。身近にウォーキングのアイディアはたくさんありますが巻末のメルセデス・カルネソン助教授による具体的提案を参照してください。1. 米国財政の緊急ターゲットは医療関係費予算の低減米国でも医療関係費の肥大化は年間約32兆円の日本と同じ。人口比と同様で予算は日本の約2.5倍。低所得層人口が多いですから、GDP当たりの支出比は日本よりはるかに多いことが判ります。医療関係費削減は財政改善の最大ターゲット。生活習慣病は予防ができるだけに、肥満急増の国民に日常生活と食生活の改善を求めています。米国の疾病対策センター(CDC)は世界...
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第五十五話:「ASEAN経済共同体への期待」

東南アジア諸国連合(ASEAN)が48年前に誕生した際は、元々「政治・安全保障」と「社会・文化」両面で、共産主義化を逃れる等の意図から連携を深めたことが出発点で、経済面の連携は緩やかで、急がず慌てずに前進して来ましたが、昨年末に至って急遽、AEC(アセアン経済共同体)を発足させ、「経済」面の結束を一層強化することとなりました。共同体発足(経済統合)予定の2020年を、5年も前倒しした背景としては、アセアン10か国の内4か国が加盟するTPPの大筋合意や中国経済の失速によるものと考えられますが、地域経済の成長加速を急ぎ、世界経済とのつながりを強化拡充させたいとの焦りもあったと思われます。 アセアン加盟国は、当初インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシアの5か国でスタートし、その後ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオスにカンボジアが加わり、総人口は6億人強とEUの5億人、NAFTAの4.6億人を上回り、GDPは日本の約半分程ですが、人口ボーナス(国連予測では2030年までに7億人超え)と経済成長が期待できる有望な単一経済圏(外国直接投資、外貨準備、輸出額などを合算すると中国並み...
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第五十四話:平成28年(2016年)を展望する(その2)

1. 日本は複数の年号を使用する文化大国余談を挟み込ませて頂きますが、年号には3種類があり、第一が「紀年法」(開祖に因み無限に継続される)、第二が「元号」(君主の即位退任等有限でリセットされる)そして第三が「干支(60年周期)」や「インディクテイオン(15年周期)」など(循環式システムによる)があります。紀年法で新年は、ユダヤ創生・紀元暦5777年、皇紀(神武建国)2676年、釈迦入滅・仏暦2559年、キリスト生誕・西暦2016年、ヒジュラ(マホメット聖遷)イスラム暦1437年となりますが、この中で一国家として紀年を継続しているのは日本だけで、世界最古の国家と言うことが分かります。しかも、紀年法二種と、元号暦も、干支暦も併用すると言った融通無碍に多数の年号を使用する国は世界に皆無で、これからしても、日本文化が世界を取り込む融合術を持つ特異性を示していると言えましょう。 2. 新元素ジャポニウムの発見閑話休題、平成28年は、嬉しい話で明けそうです。速報によると、日本の「理研」が“新元素113番”を発見したことで新年早々に認証確認を受け、“知の集大成”と呼ばれる「周期表」に、アジア初の快挙...
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第五十三話:平成28年(2016年) 丙申年を展望する( その1)

中国の経済崩壊で日本が受ける傷は浅い、受け身の対応は禁物…■申年 〝サル〟の異名を持った豊臣秀吉のごとく新年は干支暦で「丙申」陰陽五行説の「陽金」の属性を持つ歳で、暦学・易学の観点からそれらの意味するところを組み合わせてみますと、「成り行き、対処の仕方を誤らなければ、問題が明るみに出て、その解決策が図られ発展する、意外と良い年」になりそうです。「丙(ひのえ)は、芽が地上に出て葉が張り出し広がった状態を言い、明らかで盛んに広がる」意味を持ち、「申(さる)は、果実が熟して固まってゆく様子を言い、物事が進歩発展し成熟に至る」との意味があるようです。「陽」は動で外にあり、明るく、変化のエネルギー源となり、「金」は冷徹、堅固、思慮深い性質で、収穫の象徴となるのだそうです。以上から、平成28年(2016年)は「諸々の問題が表面化し、問題解決力、行動力が盛んとなり、支配勢力や主流勢力が入れ替わり、破綻すべきは破綻し、実るべきものが成熟して行く希望が持てる年」となってほしいものです。ちなみに、申年生まれで〝サル〟の異名を持った豊臣秀吉は、生来の明るさを武器に、頭の回転の速さと果敢な行動力、抜け目のない...
湘南文化よもやま話:湘南を愛した人々

江ノ島の初日の出と初詣: 混雑を避けて楽しめるロハスケのお奨めスポット

湘南の江ノ島は初日の出、初詣、富士山の見物が同時にできる便利な立地にあります。神奈川県東部の大山との巡礼で多くの江戸の民を迎えた江ノ島は、歴史の深さを感じる魅力満点の観光地。元旦に相模湾の初日の出、江島神社の初詣、ピンク富士、水際の潮風、全てを満たす超欲張りプランはいかがですか。(江島神社は「えのしま」「えじま」の二通りで呼ばれています。)片瀬江ノ島の初日の出:ロハスケのお奨めスポット江島神社初詣の秘訣車でのアクセスと駐車場電車でのアクセスと最寄り駅サミュエル・コッキング苑の展望台 1. 片瀬江ノ島の初日の出:ロハスケのお奨めスポット。三浦半島に阻まれて、相模湾水平線からの日の出を見ることは出来ませんが、太陽が上がるのが岬の突端の低地部分ですから時間の遅れはさほどありません。江ノ島桟橋は歩道(弁天橋)と車道(江の島大橋)が完全に分離されて安全。初日の出には片瀬海岸から島までの歩道(弁天橋)と、腰越から片瀬までの東浜が参拝者で埋まります。江の島桟橋、片瀬東浜は双方共に駅に近いという利点がありますが、観点が低いと太陽が三浦半島のやや高い部分に、より阻まれますから、お奨めできるスポットではあ...
健康と食品の解説

2015年ノギボタニカル特選: 健康を脅かす12(1ダース)のビッグニュース

テレビや新聞の扱いが小さな健康関連不祥事にも実態は国民を不健康にする大きな問題が隠されているケースが多々あります。マスコミの扱いの大小に惑わされずに独自の視点から大ニュースを選んでみました。政府が漸増する健保医療費の財源確保に四苦八苦する様子が報道され続けた2015年。その割には最も削減効果がある健康増進、生活習慣病予防に関してのPRが聞こえてこない1年でもありました。1.台湾の再生汚濁食用油(地溝油)とバターの高騰2014年に始まった品不足は1年半経つ現在も収まらず、値上げが定着。350%を超える関税などの輸入障壁と非自由貿易に守られて森永、明治などが好決算。消費者は悲鳴。マーガリン、植物油脂、パームオイルなどの代用品使用急増で国民の健康は危険にさらされ医療費削減どころか急増要素。バター不足で台湾発の不正汚濁植物性油脂(地溝油)が日本のチョコレート、菓子、加工食品などを汚染している疑問も。台湾の汚染食用油がアジア中に拡散した大事件が地溝油。2.トランス脂肪酸にやっと消費者の関心が:良質な米ぬか油は原料不足に加工食品の40%以上に植物性食用油、油脂が使用され、大量の植物性食用油が消費さ...
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第五十二話:旧年を回顧: 我が国にとっての平成27年(2015年)

世界にとって2015年は、そして我が国にとって平成27年は、一体どんな一年であったのか、無作為・順不同にテーマ・トピックスを列記し、私見を交えつつ回顧してみたいと思います。国際社会での欧米主導が頓挫し、中国の覇権主義が拒絶に合い出番を無くす中、世界は今、新リーダーを希求しています。さて、日本に“備え”はあるのでしょうか。 「安」の歳 毎年末になると、「今年の流行語」とか「本年の漢字一文字」と言った恒例の歳時記的な発表が彼方此方でなされますが、筆者の印象は、総じて選ばれる言葉に思想的な歪や政治的偏向が如実に具現されており、余り好みに合う事象ではありません。しかしながら、ここでは今年の総括に相応しそうな「安」を取り上げてみました。たまたま耳目に飛び込んで来た日米両首長の会見に、偶然と言うか、必然と言うか、「安の字」に関わる“一致”を見たのがその理由です。安倍首相は、「私の苗字は、国家・国民の安全・安心を2倍にする!」と発言し、オバマ大統領は、「国民の安全こそが最重要課題です」と会見で述べられたように、熱い世界大戦こそ遠のいたものの、国境や領海争奪戦、宗派民族闘争等の局地戦や市民を巻き込むテ...
ケン幸田の世事・雑学閑談(千思万考)

第五十一話:国力の一大要素は文化力 文化力を生かす最大要素は言語力

米国の国際政治学者・サミュエル・ハンチントンの名著「文明の衝突と世界秩序の再創造」には、国民国家の視点ではなく文明に着目し、世界秩序を分析して、前世紀末における世界の文明圏を8つ上げ、その一つとして、日本文明を「一国で成立する、主観的な自己認識を持つ孤立文明」と取り上げております。他にも、フィリップ・バグビーの世界九大文明論にも、マシュー・メルコの五大文明論にも、日本文明が列挙されています。いずれにしても、日本文明は、他文明とは共通するものが少なく、極めて独自性の高い特殊な民族文化に由来するものであると定義されています。その根源的なるものはと言えば、「日本語の特殊性」にあると考えられます。 御存知のように、国力の三大要素とは、「軍事力」「経済力」「文化力」であり、17世紀のウェストファリア条約以降、20世紀前半の第二次世界大戦までは、国際紛争の最後の外交的解決手段として戦争が許容されてきたので軍事力闘争が続き、その後経済貿易の自由化を経てグローバル経済競争に突入すると、国境や民族間の貧富格差の抗争を巡って、局地戦、宗派闘争、テロ事件が頻発するようになっております。今こそ、世界が取り組む...
糖尿病のニュースと解説

糖尿病を発症しない男性は小型魚が好き:国立国際医療研究センター

糖尿病を患うと認知症になるリスクが高まりますが、反対に認知症を防ぐ天然魚油が糖尿病にも有効なことを報告した疫学的調査があります。調査研究は独立行政法人 国立国際医療研究センター国際保健医療研究部(Department of Epidemiology and Prevention International Clinical Research Center:National Center for Global Health and Medicine)が実施している、数々の大規模疫学的調査(コホート)によるもの。特筆すべきは不飽和脂肪酸のオメガ3が多い魚種を報告していること。コホート調査は聞き取り、自己申告をベースに調査しますので、正確性に劣る反面、範囲が大規模ですからトレンドをつかむには適しているといわれます。温暖化で沿岸から離れて回遊しているためにサンマは高値が続きますが他の魚に較べれば安価.1.魚介類摂取で男性の糖尿病発症のリスクが低くなる2011年8月には国立国際医療研究センター国際保健医療研究部が米国臨床栄養学会誌(American Journal of Clinical Nut...
糖尿病のニュースと解説

インスリン分泌を低下させる塩化ビニール製品の環境汚染

これはライムストーンの紋様ですが塩ビ製床材.1970年代ごろにエルエスアイ社(東京)が開発したいわばフェイク製品です。今ではアジアを中心にオセアニアにも広まっていますが、東南アジア製は安価なDEHP*を可塑剤に使用しています。可塑剤DEHP*は経年により大気に揮発し床材は硬化してきます。商業施設には大理石、花崗岩の紋様や木材の紋様が印刷されたDEHP*塩ビ床材が大量に施工されていますが、気化したDEHPが糖尿病や性ホルモン異常をひきおこす可能性が高く要注意です。塩ビ製床材や壁装材は家庭にも大量に使用されており、商業施設の塩ビ製床材、壁装材を加えると吸引量、肌からの吸収量は危険な水準になることが判明しています。フタル酸エステルは色々ありますが、フタル酸ジイソノニル(Diisononyl Phthalate)も安全性には疑義があり、コスト面からも安全なフタル酸系可塑剤は期待できないと考えるべきでしょう。1.塩化ビニール製品の可塑剤フタル酸エステル代謝物が糖尿病を誘発するポリ塩化ビニール製の内装用床材、壁装材や輸管チューブなどの医療用器具、食品容器、玩具などに多用されている可塑剤(柔軟性を持...
糖尿病のニュースと解説

赤ワインは糖尿病患者に恩恵を与えるだろう: キンバリー・マーチン博士(ケース・ウェスターン大学)

1. ブドウ・レスベラトロール医薬品開発の新たなトレンドターゲットは糖尿病2008年にレスベラトロールの将来性を評価する大手製薬会社グラクソスミスクラインがレスベラトロール医薬品開発で主導的なベンチャーのサートリス社を800億円で買収。レスベラトロール研究が過熱しましたが、この騒ぎに疑問を呈する学者達からの研究が目に付くようになったのも2008年。ブドウ・レスベラトロールは生体の様々な代謝回路に入り込んで善玉物質の選択と活性化に働く機能の研究で注目されていますが、特に注目さたのは「レスベラトロールは多様な原因(多因性)で発症する2型糖尿病の予防、改善、治療に最適であろう」。ところが天然ブドウ由来のレスベラトロールは高価な物質ですから多様な実験には適しません。ガンや生活習慣病を対象とした医薬品開発を目的とする企業は合成レスベラトロールによって実験と治験を続けていました。合成レスベラトロールによる2型糖尿病の治験はインドなどで続けられましたが効果を得るには大量投与が必要だったようです。このような合成レスベラトロールを大量に投与する流れに、安全性確保の観点から異論を唱える研究論文がマスコミで...
糖尿病のニュースと解説

肥満と糖尿病はブドウ・レスベラトロールが予防する: PPAR、Th2インターロイキン、GLUTとは

1. 肥満と糖尿病のメカニズムに新たな展開飽食の時代に先進国の永遠のテーマは万病の元である肥満防止ですが、飢餓が広がる国にはカロリー制限効果どころか、栄養失調と、不衛生や免疫力低下による感染症の拡大があります。食の問題は常に不公平ですが、健康を蝕む飽食を喜んではいられません。 2. 脂肪細胞の肥大化と脂肪細胞前躯体(preadipocyte)の増殖をレスベラトロールが防ぐ(ウルム大学:ドイツ)少し前の話になりますが2008年6月15日からサンフランシスコで、世界最大、最古の米国内分泌協会(The Endocrine Society)の第90回定例総会が開催されましたが会期中の6月17日にプレゼンテーションされたウルム大学(ドイツ)女性研究者の肥満のメカニズムに一歩近づいた研究が多くの注目を集めました。「肥満との戦いにブドウ・レスベラトロールが役立つだろう」(Red wine's resveratrol may help battle obesity)ブドウ・レスベラトロールにカロリー・リストリクションと同様の効果があるならば「脂肪細胞のサイズを変える機能の有無も探求したい」「脂肪細胞数...
糖尿病のニュースと解説

インスリン感受性を魚油が促進 GPR120

アジア民族はⅡ型糖尿病が発現しやすい民族として知られ世界糖尿病連盟 (IDF)の調査では現在のアジアの患者は約7,830万人。2040年には1億4,000万人を超えると予想されています。世界のⅡ型糖尿病患者が約4億人強に対し日本には約450万人.同数に近い予備軍が存在するとみられていますから人口比(1.5%)から見れば約2%.医療先進国としては少ないとは言えません。タンパク質共役受容体GPR120Gとは(GPT:G protein- coupled receptors)1.天然のオメガ3が炎症を軽減する作用機序の探求天然の魚油には抗炎症作用があり、糖尿病に対しても素晴らしい働きをすることが知られていますが、どのように作用して、効果的な機能を発揮するのかを説明した人はいません。2010年9月3日に発行された米国のセル・ジャーナル(the journal Cell:細胞ジャーナル)で、肥満マウスを使い、オメガ3脂肪酸(EPA/DHA)が炎症を遮断し、インスリン感受性を促進させて糖尿病を防ぐ、その作用機序に関する報告がありました。「GPR120はオメガ3脂肪酸の受容体として抗炎症、インスリン...
世界の健康と食の安全ニュース

第六十一話:フランスの最新セルフサービス有機農園: 獲りたて野菜と果物が新鮮、安全、激安

日本では野菜や果物の零細農業から脱皮し工業化された集約農業を目指して、美味しく、生産歩留りと見栄えが良い野菜を作る動きが強くなっています。品種改良、水耕栽培、ハウス栽培などが急速に進んでいますが野菜摂食の最大目的である栄養素やポリフェノールの含有量についてはほとんどのケースで明細を記したファクトシートがありません。一部の先進的な米国の研究所で最近の野菜類の栄養素を分析したところ、伝統的な野菜が豊富だった50年前に較べ3割から5割の栄養素減少が明らかになりましたが50年前のデータが不足しており、その全貌が明らかになるのはまだまだ時間がかかりそうです。世界的な潮流ともなっているコストダウンと利益至上主義。農業先進国に抵抗する動きがあるのは小さな救いでしょう。フランスは遺伝子組み換え農産物を否定している農業大国でもあります。フランスのマリー・セシルさんが露地栽培有機農場の最新事情を写真で紹介してくれました。 写真下左は価格表.下右は園内の栽培位置. (マリー・セシルさんの取材報告:2015年11月)ナント市内から車で20分強と少々遠いけれど、130ヘクタールの敷地内には野菜や果物の他、ニワト...
糖尿病のニュースと解説

タイの「樹木菜」「極小野菜」の機能性成分(phytochemical)         日米工業化野菜の栄養素は?.

マンゴーの成木。たくさんの蕾と花をつけています。(チェンマイ)広い庭のあるタイの家では樹高15メートルにもなる果樹を植樹し、身近に樹木の若芽、シュート(幼莢)、若葉、つぼみ、花、樹皮などが収穫可能。通年で得られるため、多くの人がそれらを野菜として利用しています。商業用や愛好者が栽培する場合は収穫に便利な低木に仕立てます。健康長寿と強精強壮に寄与するタイの伝統的樹木菜、極小野菜、香辛料の秘密:A secret of healthy edible shoots, etc1.新鮮野菜の工業化、工場化で失われる栄養素日本では新鮮野菜は歩留り向上を目指して工業化、工場化が進んでいますが、工業化に伴う栄養素の低下はすでに世界中で懸念されています。「Declining Fruit and Vegetable Nutrient Composition」最近の50年間で新鮮野菜の栄養素が相当量減少しているという仮題で調査研究を進めているのはテキサス大学農学部バイオケミカル研究所(University of Texas Biochemical Institute, Austin)のドナルド・デービス博士(...