2016年11月17日のボージョレーヌーボー解禁日。
日本人もワイン慣れしてきたのか、ピーク時に較べれば半減.
盛り上がりに欠けましたが、そんな中でもいち早く売り切れたのが古樹からの(ワイン)
ヴィエイユ・ヴィーニュ(Vieille Vignes).
ボージョレ―・ヴィラージュの赤やマコンの白が売られていました.
ストレスの強い年の新ワインはレスベラトロールが豊富といわれますが
古樹からの新ワインは特に慢性生理的炎症を防ぐブドウ・レスベラトロールが豊富.
かなり認知されてきたようです。
古樹の中でも60年以上の老木紅葉から作られたのがレスヴィーヌ・ルージュ®
特にブドウ・レスベラトロール、ポリフェノール類が豊富といわれます.
フランスでは60年以上の古樹の紅葉は伝統医薬品となっています。
ラ・ヴィーヌ・ルージュ(La Vigne rouge)
プーシキン美術館(Le musée des beaux-arts Pouchkine )
1.ゴッホの「赤い葡萄畑」に因んだレスヴィーヌ・ルージュ
ゴッホ(Vincent van Gogh)が1888年にアルルで描いた作品に
赤い葡萄畑(あかいぶどうばたけ: La Vigne rouge)が
ありますが、ラ・ヴィーヌ・ルージュは紅葉した南仏のブドウ畑。英語ではthe Red Vineyard.
その連想からか60年を超す長寿の赤ブドウ樹木(Vitis vinifera属)の紅葉を医療関係者は
ヴィーニュ・ルージュ(Vigne rouge)とも俗称します.
ブドウ・レスベラトロールが豊富な
Resvigne Rouge® (レスヴィーヌ・ルージュ®)はそこから生まれました.
煎じるブドウ葉のレスべラトロールは長寿と美容へ最短距離です.
2.レスヴィーヌ・ルージュ®(Resvigne Rouge® )とは
ブドウの老樹は結実が少なく、ストレスが強いからかレスベラトロールや
ポリフェノール類が豊富.
ヴィエイユ・ヴィーニュ(Vieille Vignes)ワインを生むブドウの紅葉を煎じるのが
レスベラトロールやポリフェノール豊富なサプリメント・ティーのレスヴィーヌ・ルージュ®です.
フランスでは医療用植物(Plantes M?dicinale)として認知されています。
Resvigne Rouge® (レスヴィーヌ・ルージュ®)は
フランスではVigne Rougeと呼ばれる医療用植物(Plantes M?dicinale)。
薬局では循環器の健康維持と長寿と美容の生薬として売られ
医療用植物となっていますが、葉に限れば数千年を超える歴史を持つ
安全性の高い食品です.
カプセル、アンプル使用の製品もありますが、歴史が浅いために安全性は不明.
数千年を超える伝統医薬品は紅葉だけです.
3.ヴィエイユ・ヴィーニュは古樹から作られた特別なワイン
老齢期に入った古い樹からのワインがヴィエイユ・ヴィーニュ(Vieille Vignes).
「年老いた貴婦人(紅葉)のブドウ畑」とも訳せる洒落(しゃれ)でしょう.
Vieille Vignes(ヴィエイユ・ヴィーニュ)を作るのは古い樹木からだけに
結実が少なく生産量が多くはありません。
養分が凝縮されている古樹ブドウで作られる赤ワインのヴィエイユ・ヴィーニュは
レスベラトロールなどの栄養価が高いワインとして知られています。
一般的にはやや高価なワインですが、2013年には西友がフランソワ・フーシェブランドで
コクのある香り高い格安赤ワインを輸入しました。
ヴィエイユ・ヴィーニュは古樹から作られた特別なワイン。
古樹からのワインを表すVieille Vignesの表示が商社名の
フランソワ・フーシェ(FRANCOIS FOUCHE)の下に記載されています。
写真は2013年のボジョレー・ヌーボー解禁日に西友ストアーより売り出された
格安な赤の古樹ワイン.
1,680円/750 ml.(2013年)ガラス・ボトルにコルク栓
2016年は各社ともに3,500円くらいでした。
4.数千年の歴史がある食用ブドウ葉
ギリシャでは紀元前15世紀、フランスでは紀元前6世紀には既に
ヴィーヌ・ルージュ(Vigne rouge)の存在が確認されていたそう。
ギリシャには古くからブドウ葉でくるんだ
挽肉料理ドルマデス(ドルマ:Dolmathakia)が、
ブルガリアにも同様のサルミ(Sarmi)があります。
葉の香りと挽き肉へのスパイスが心地よく、葉ごと食した桜餅の食感。
桜と同様葉脈の歯ごたえが伝わり、肉とミックスされる、
ロールキャベツの親戚のような料理。
ブドウ葉は保健用植物(phytosante)としてギリシャ、フランス、イタリア、トルコ、ブルガリアでは
野菜同様に食べられてきました。
健康飲料や強壮、増血、利尿、寝汗、婦人病、心臓血管など循環器疾患、
消化器疾患の伝統医療法として一般庶民が用いるようになったのは17世紀ごろからです。
ブドウ栽培は有機を謳う(うたう)畑もありますが、一般的には相当量の農薬を使用します。
レスヴィーニュ、ドルマなど食用のブドウ葉は無農薬で栽培された専用の葉です。