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感染症の海外ニュースと解説

COVID-21C(SARS-CoV-2 Colony)時代の到来 遺伝子再集合で生まれた多重変異ウィルス蔓延の時代
遺伝子再集合で生まれた多重変異ウィルス蔓延の時代

1. COVID-21C(SARS-CoV-2 Colony)時代の到来

2021年の春を待たずにCOVID-19(SARS-CoV-2)が大変異。
慌てて武漢型のCOVID-19ワクチンを接種しても、役に立たない人が続出する可能性が懸念されています。
ワクチン情報は相変わらずメーカー発が主。
ワクチンを2回接種しても感染したというケースが珍しくないと各地から漏れ聞こえますが、正式な報道としてはあまり目につきません。

関係医学者は、真実が伝わりにくくなっている現状を危惧していますが2009年の豚インフルエンザ・パンデミックの際に(実態は弱毒に関わらず)ビッグファーマが危機感を煽り、欧州疾病予防管理センター(ECDC)、WHOを巻き込んで事件となったことがあります。
この事件は近日中に、このロハスケに掲載しますが世界の政治、経済に大きな影響を与える巨大製薬会社の企業行動は(当たり前ながら)自社ファーストであるということです。
 
ファイザー社のCEOが最近のインタビューで、「2021年夏にはCOVID-19ワクチンが変異株の蔓延(まんえん)で陳腐化するのでは」とのマスメディアの懸念を打ち消して「今回は3回の接種、来年からは毎年接種する必要がある」と述べるに留め、現行ワクチンの効能に触れるのを避けています。
発言の真意は不明ですが、いずれにせよ世界中が終わりの見えない長期間、大量のワクチンを必要とせざるを得ないということなのでしょう。
(山中伸弥博士が自身のブログで、現在のCOVID-19ワクチンを論評しています。
接種を予定し、関心のある方はご覧になることをお薦めします)

 

2. COVID-19が変異を続けて世界に拡散した1年間

2019年末に武漢で発見されたCOVID-19が南アフリカで変異株となり、英国でさらに変異するまでに半年もかかりませんでしたが、アミノ酸置換コードでN501Y (別称血統で表すB1.1.7株)と名付けられたこのウィルスは感染力が1.7倍は強いといわれ、たちまちヨーロッパを席巻。
また南アフリカから直接ルートでブラジルへ渡り変異した株は、アミノ酸置換コードでE484K、Y453Fと呼ばれていますが、呼吸器官、脳血管を攻撃する毒性が3倍以上強いといわれるのが特徴。
その頃に、起源は不明ですがクレモナ(イタリア)で爆染した、感染力の強い新株はD614G と名付けられ、マレーシア経由で瞬く間に世界中に拡大。
世界中に拡散した、これらの変異株は各国で独特の変異や*遺伝子再集合を繰り返し1年たらずで強い感染力と強毒性のL452RとE484Qのような、2から3種のアミノ酸置換を併せ持つウィルスが各国で蔓延するようになりました。
インドで歯止めがかからなくなっているのはこのタイプです。

 

3. COVID-21C時代は多重変異ウィルスが蔓延

人の細胞受容体に入りやすく変異(結合親和性)したウィルスは、危険忌避能力(抗体回避能:抗体エスケープ機能)を併せ持ち、ますます賢くなりつつありますが、そのベースとなるのは遺伝子再集合(reassortment:合併結合変異)と呼ばれる変異を起こしているコロナ・ウィルス。
様々な異なる性格を持つ、いくつかのアミノ酸置換を併せ持つ変異ウィルスが人体内で併合し、それぞれの親の遺伝子を継承して多機能となる混血の複合ウィルスが誕生します。
2種類の変異株の混血ならばニ重変異(double mutation)と呼称されますが、最近は3種以上の多重変異(multi mutationが発見されるようになっているようです。

インフルエンザウィルス変異の常識は変化します :リアソータントウィルスとは
1.リアソータントウィルス(reassortant viruses)とは リアソータントウィルスと呼ばれるのは、哺乳類の体内に複数の型のウィルスが入り、 合体して混血になることを指します。 インフルエンザウィルス球形表面のスパイク(突起)群

 

4. COVID-21C時代の主役はCOVID-19を軽視した国

2021年春の世界のCOVID-19感染者は2月からの2か月間で、2020年の6か月分を上回る約5000万人の感染者急増となりました。
2021年になり、世界中の国に(すでに)ばらまかれている多重変異ウィルスによる変異株が感染者、死者急増の主因となり始め、2020年に南アフリカ型、イギリス型、インド型などアミノ酸置換位置で括られていた(くくられていた)古典的な第二次変異ウィルス株はごく少数派となりつつあります。(第一次変異はサーズからCOVID-19)

COVID-19は、このように1年間で大きく進化しましたが、すでに消滅が近いマイナーなウィルス株。今年になり急増している多重変異ウィルスがメジャーとなりました。
多重変異ウィルスとなると変異が多岐になりますので樹木(tree)と俗称されて、B1.617株などのように血統で表しています。
インドで蔓延しているイギリス型変異株(B1.1.7株)の亜型(サブタイプ)はB1.617株と呼称され(既知には1-3の3タイプありますが、B1.617.2とB1.617.3は最近になり増えている株です。
インドや英国のスコットランドなどで急増しているB1.617.2は強い感染力ばかりでなく重症化度も高いようで、B1.1.7株のようにCOVID-19ワクチン(武漢型用ワクチン)の実効性に関してはメーカー発の動物実験や試験管実験程度の成果しか報告がありませんから、目が離せません(4月中旬現在)。

これまでの一般的な検査は、昨年末までにメジャーとなったウィルス株の遺伝子には反応しますが、新たな多重変異ウィルス株群は、インドなどで爆発はしていてもその遺伝子が解析され、試薬が完成していなければ検出できません。
現段階では、「検査で陰性だった」と安心するのは早計でです。

主として元首がCOVID-19を甘く見たアメリカ、イギリス、ブラジル、フィリッピン、インドでは活発な人流とともに、ルーツ不明な世界中の変異株が集まり、遺伝子再集合による多重変異ウィルス株群群が爆発的に拡大しています。
これらは系統(血統:linege)が同じでも、これだけ特異な変異を(mutation)したウィルスならば新株(novel strain)同様といえる集団(Colony)でB1.617のような血統名(linege)で呼称されています。

日本での第4波は第三次変異ウィルスの多発による蔓延を表していますが、多重変異を起こしている
新ウィルス群の実情は、ルーツも性格も(現段階では)不明なウィルス。
第三次に括られるべきではないほど、異型のウィルス同士が複雑な結婚(遺伝子再集合:reassortment)を繰り返し、新たな力を創造しているケースが続出。
2021年春以降は新たに「COVID-21Colony」と、群で呼んだ方が、解りやすいかもしれません。

急拡大地域は人口も多く、ブラジル、フィリッピン、インドなどは精度の高いウィルス遺伝子解析ができる場所が限られており、感染者のほんの一部しか、詳細なウィルス株の解析ができません。
多重変異ウィルスが蔓延している現状では、変異ウィルス群の全体像を掴むのは至難。感染者の救済に手一杯だからです。

 

5. COVID-19ワクチンとCOVID-21C時代のワクチン

新時代の複合ウィルス蔓延には根本的に、新しい対策が必要です。
日本でも旧タイプのワクチン接種が始まりましたが、信頼すべき情報では免疫逃避型変異ウィルス(escape mutation)が主役となるCOVID-21C時代は、COVID-19ワクチン単体ではカバーしきれないだろう、とのことです。
 
COVID-21C時代は、漢方薬の調合に似て、機能の異なった株が複数以上混合して強力な作用を産みだす複合ウィルスが蔓延する時代。
これら変異型ウィルスはアミノ酸置換のコードで単純に呼称出来なくなり、B1.617.2とB1.617.3のような血統名(linege)で呼称される複合ウィルス。
多重変異の発生経緯や遺伝子変異の詳細を現場(猛威を振るっているインドなど)で、得ることが難しい遺伝子再集合ウィルスとなっています。
漢方薬は善の調合。変異種や変異株ウィルスの遺伝子再集合は悪の調合。
正体不明な様々な混血がこれからも生まれるでしょう。
 
サーズ系ウィルス同士の結合ばかりでなく、サーズ・ウィルス遺伝子の変異には、変異源(発ガン物質など)まで関与して、新コロナウィルス変異株が作られているとの研究もあります。

 

6. 防疫、医療に求められる新体制

このような変異株の遺伝子再集合による多重変異ウィルス群ともなると、ワクチンや検査薬ばかりでなく、医療設備など防御体制に新たな戦略が必要となります。
COVID-19の大樹(tree)をルーツとする変異株群とはいえ、全くこれまでとは異なった性格のウィルスが生まれていると考えねばなりません。
跳ね上がった感染総数、重症患者比率、幼児を含めた若年層比率上昇や入院の長期化により、医療体制、医療施設の根本的見直しが必要です。

しばらくの時が経過すれば日本人や台湾人、韓国人、中国人などがこれまで同様に軽微な感染で済むかどうかが判明するでしょう。
これまでの研究では、軽症化に有利と言われたアジア人特有の受容体を忌避する性格を持った、変異株発生も疑われています。
最近の都市部の感染者急増と重症者、死者比率の上昇から推測すると少なくとも、アジア人にも、これまでより感染力、毒性が強いようですから、青少年、幼児は重点的に重症感染からの回避を試みるようお薦めします。

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